アーモンドアイのキャリアは、負けから始まっています。
2017年8月、新潟の新馬戦。単勝1.3倍の1番人気に推されながら、勝てずに2着。ここから彼女は、牝馬三冠を含むG1を9勝することになります。
15戦してG1を9勝。日本競馬の歴史でも指折りの成績ですが、いざ細かいところを問われると、案外あやふやなものです。あの馬はどこで負けたのか。ずっと同じ騎手だったのか。
5問用意しました。答えは各問題の下、「答えを見る」を押すと開きます。
第1問
アーモンドアイの生涯成績は、次のうちどれでしょう?
- 12戦10勝
- 15戦11勝
- 18戦13勝
- 20戦14勝
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正解:2の「15戦11勝」
負けたのは4回だけです。そしてそのうち9勝がG1。桜花賞、オークス、秋華賞、ジャパンカップ2回、天皇賞・秋2回、ヴィクトリアマイル、そして海外のドバイターフという内訳です。
国内で稼いだ本賞金は約14億4580万円。15戦でこの数字ですから、1走あたりの効率が異常です。
第2問
デビュー戦(2017年8月・新潟)の結果はどうだったでしょう?
- 1着
- 2着
- 5着
- 9着
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正解:2の「2着」
冒頭にも書いたとおり、1番人気を裏切っての2着スタートでした。単勝1.3倍という圧倒的な支持を受けながら勝てなかったわけです。
次走の未勝利戦(東京・芝1600m)で初勝利を挙げると、そこから連勝が始まります。もしこのデビュー戦を勝っていたら、生涯成績は15戦12勝でした。
第3問
牝馬三冠の初戦、2018年の桜花賞。このときアーモンドアイは何番人気だったでしょう?
- 1番人気
- 2番人気
- 4番人気
- 7番人気
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正解:2の「2番人気」
これが少し意地悪な問題です。というのも、アーモンドアイが1番人気でなかったのは、生涯でこの桜花賞ただ一度だけだからです(海外のドバイターフを除く)。単勝3.9倍でした。
逆に言えば、残りのレースはすべて1番人気。デビュー戦から引退まで、市場は一貫してこの馬を最上位に評価し続けていたことになります。
第4問
主戦騎手はC.ルメールでしたが、1度だけ別の騎手が乗ったレースがあります。その騎手は?
- 戸崎圭太
- 武豊
- 川田将雅
- M.デムーロ
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正解:1の「戸崎圭太」
2018年1月のシンザン記念(京都・G3)、この1戦だけが戸崎圭太騎手でした。1番人気に応えて勝利しています。
残る14戦はすべてルメール騎手。重賞初制覇の1戦だけが別の騎手というのは、言われないと思い出しにくいところだと思います。
第5問
生涯でただ一度の大敗となった2019年の有馬記念。着順は何着だったでしょう?
- 4着
- 6着
- 9着
- 13着
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正解:3の「9着」
16頭立ての1番人気(単勝1.5倍)で9着。掲示板にすら載らなかったのは、15戦でこの一度きりです。上がり3ハロンは36.9秒で、他のレースでは32〜33秒台を連発していたことを思えば、まるで別の馬のような数字でした。
ちなみに他の3つの敗戦は、安田記念の3着、安田記念の2着、そしてデビュー戦の2着。つまり負けても2〜3着には来ていたわけで、この有馬記念だけが例外中の例外です。
プロフィールをおさらい
| 生年月日 | 2015年3月10日 |
| 父 | ロードカナロア |
| 母 | フサイチパンドラ(母父:サンデーサイレンス) |
| 調教師 | 国枝栄 |
| 馬主 | シルクレーシング |
| 産地 | 北海道安平町 |
| 通算成績 | 15戦11勝(2着3回・3着1回) |
| G1勝利 | 9勝 |
| 国内獲得本賞金 | 約14億4580万円 |
最後にひとつ
この馬を語るなら、2018年のジャパンカップは外せません。3歳牝馬でありながら古馬を相手に、勝ち時計2分20秒6。芝2400mでこれを上回る記録は、いまだに出ていません。
そして引退レースもまた、2020年のジャパンカップでした。同じ舞台で始まり、同じ舞台で終わる。2年後のその日、彼女は再び1番人気に応えています。
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